株式会社 フジトミ
  コモディティーアドバイザー 廣瀬誠二
  
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本日の相場観
※特別情報会員募集のお知らせ

このHPを開設してから三年が過ぎました。
この間、多くの方に支えられ、多くの方にお客様になって頂き、日々気の引き締まる思いでおります。建玉相談も多く寄せられ、可能な限りアドバイスさせて頂いております。

ところが、建玉相談は大きく引かされてからの相談が多く、対処法が限られているのが現実です。
新規建玉から継続的にアドバイスできれば良いのですが、どうしても口座を開いて下さっているお客様優先になってしまうため、時間的にもこちらからの積極的なアプローチができませんでした。

しかし、情報は欲しいが、どうしても通常取引ではなくホームトレード(HT)で取り引きしたいという方も多く、継続的なアドバイスやデイトレード(DT)情報等が欲しいと、以前から多くのご要望を頂いておりました。

そこで今般、特別情報会員を募集する運びとなりました。

詳しくは会員申込みページをご覧下さい。   →こちらからどうぞ


2008年7月4日 (金)

ユーロ急反落。新たな動きは来週から?


 NY原油は続伸。東京市場大引け後の時間外取引で145.85ドルの史上最高値を記録した後、ECBトリシェ総裁が記者会見で追加利上げに言及しなかった事を受けてユーロが対ドルで急落、原油は一時143ドル前半まで売られましたが、旺盛な買い意欲に終盤には145ドル台を回復、8月ものは1.72ドル高の145.29ドルと、終値としても初めて145ドルに乗せて終了しました。
 国内石油製品も続伸。外電は前日大引け時点と変わらなかったものの、ユーロ下落の見合いでドルが買われた事で円安に。このため大幅高寄りすると、その後は米国市場が独立記念日で連休入りする事などから動意を欠き、狭いレンジでの推移となり、ガソリン先限740円高、灯油先限880円高で終了しました。

 今日の日計りはお休み、既存のポジション逆行しています。
 ECBの政策金利は大方の予想通り0.25%の利上げとなりました。この時点では今後のECBのスタンスがはっきりしない事からマーケットはほとんど反応しませんでしたが、日本時間21:30からのトリシェ総裁記者会見で追加利上げに言及しなかった事でユーロが急反落、まさに「噂で買って事実で売る」の展開となりました。その一方で雇用統計や失業率が悪化したにもかかわらず急反発となった米ドルですが、ドル売り-ユーロ買いのポジション手仕舞いによるものと思われ、今後もドルが強さを見せ続けるとは考えにくいです。今週末の洞爺湖サミットや米独立記念日の連休が明ける来週以降、欧州株の動向も含めて新たな展開が生まれるかどうか?日柄的にも今週末〜週明けは重要なポイントとなるだけに注目したいところです。今週もお疲れ様でした。


本日17:30時点のNY原油:145.40(8月夜間)、為替:106.71-74

ドバイ:140.13-15(11:00) 140.55-57(17:30)、オマーン:141.38-48(11:00) 141.80-90(17:30)


ガソリン:岡地114枚売り(2390枚売り残)、NEJ24枚買い(3616枚買い残)、三菱F209枚売り(1360枚買い残)、豊104枚買い(118枚買い残)、モルガン328枚買い(1129枚売り残)、ゴールドマン62枚売り(218枚売り残)、Cスイス51枚買い(3876枚買い残)、バークレイズ24枚売り(302枚売り残)

灯油:岡地185枚買い(882枚売り残)、NEJ22枚売り(1459枚買い残)、三菱F70枚買い(2730枚買い残)、豊7枚売り(198枚売り残)、モルガン145枚売り(230枚買い残)、ゴールドマン10枚売り(1474枚売り残)、Cスイス15枚売り(1472枚買い残)、バークレイズ売買なし(254枚売り残)



2008年7月3日 (木)

ECB、連続利上げに言及するか、打ち止めか?


 NY原油は大幅続伸。米ADP雇用統計が予想をはるかに上回る悪化となった事でドルが急落、在庫統計では製品在庫が増加したものの原油が減少した事などから買い優勢となり、原油高が株安に、株安がドル安に、これを受けて原油が買われるスパイラル状態となって終盤にかけて買いが殺到、8月ものは2.60ドル高の143.57ドルと、終値ベースでの最高値を更新、その後の時間外取引で144.32ドルと瞬間最高値も更新しています。
 国内石油製品も大幅続伸。外電高から大幅高寄りすると、その後は利食いに軟化する場面もありましたが、引けにかけてNY原油時間外取引が145ドルを突破すると再び高値圏へ。結局、ガソリン先限1910円高、灯油先限2890円高で終了しました。

 今日の日計りはお休み、既存ポジションの有効額は大きく逆行しました。
 いよいよ今夜、ECBの政策金利が発表されます。といっても、ほぼ間違いなく0.25%の利上げとなるのでしょうが。問題は21:30に予定されていトリシェ総裁の記者会見です。昨日、ドイツ週刊紙とのインタビューで総裁は「ECBが断固たる行動を取らなければ、インフレが爆発的な伸びを示すリスクがある」とタカ派なコメント。思わず「そりゃ違うだろ!」と突っ込んでしまいたくなる発言です。インフレに対して利上げで自国通貨のレートを高めて防衛するという事が間違いだとは思いません。むしろ、後先考えない利下げでドルを暴落させ、世界的なインフレを引き起こした米国こそが諸悪の根源でしょう。ただ、発展途上国が利上げするのとユーロが利上げするのでは意味がまったく違います。一言で言えば、ユーロは規模も影響力も桁違いに大きすぎるのです。例えば、インドネシアのルピアやタイのバーツなどをいくら利上げしたところで、ドルに対する影響などはほとんどありません。しかし、欧州共同体の通貨であるユーロを利上げすれば、ドルや円、ポンドは急落してしまいます。特にドルの地合いが弱い現状では、金利差の拡大からドルは相対的に大きく売られ、結果としてドル建てで取引される多くの国際商品は急騰してしまいます。仮にユーロが対ドルで1割上昇しても、ドル建ての商品価格が2割上昇したら意味がありません。まして、金利政策はインフレと経済成長のバランスを取りながら行うもの。米国に対して損失計上が遅れている事もあり、金融破綻などが表面化していないとはいえ、それでも欧州の平均株価は相当に安い。ゴールドマン・サックスも、欧州株のプットオプション(売る権利)購入を勧めているくらいですから、本格的な下落はこれからとも考えられます。景気が上向き、消費や賃金が上昇しているなかでの利上げならともかく、こんなに景気下ブレ懸念が高まっているタイミングで物価ばかりを意識して、金融引き締めをすれば金融機関を圧迫し、リセッション突入のスイッチを押す事に繋がる可能性もあります。米と欧の金利差を縮小させる事こそ、最も効果的なインフレ対策だと思うのですが・・・利上げは避けられないとして、今後も利上げ継続を匂わせるようなコメントが出ると、全商品急騰の可能性もあるだけに、発言内容には注目です。


本日17:30時点のNY原油:145.06(8月夜間)、為替:106.02-05

ドバイ:139.19-21(11:00) 140.76-78(17:30)、オマーン:139.61-71(11:00) 141.21-31(17:30)


ガソリン:岡地32枚売り(2276枚売り残)、NEJ8枚買い(3592枚買い残)、三菱F435枚売り(1569枚買い残)、豊43枚買い(14枚買い残)、モルガン192枚買い(1457枚売り残)、ゴールドマン260枚売り(156枚売り残)、Cスイス471枚買い(3825枚買い残)、バークレイズ44枚買い(278枚売り残)

灯油:岡地289枚売り(1067枚売り残)、NEJ49枚買い(1481枚買い残)、三菱F269枚買い(2660枚買い残)、豊11枚売り(191枚売り残)、モルガン136枚売り(375枚買い残)、ゴールドマン33枚買い(1464枚売り残)、Cスイス192枚買い(1487枚買い残)、バークレイズ14枚売り(254枚売り残)



2008年7月2日 (水)

商品下落前夜?


 NY原油は反発。イスラエルによるイラン核施設攻撃の噂から一時は143.33ドルまで上伸するも、当局が噂を否定した事や前日の高値を抜けなかった事で利食い売りに値を消し、8月ものは0.97ドル高の140.97ドルと、終値ベースでの最高値を更新して終了しました。
 国内石油製品は続伸。換算では変わらず〜小幅高だったものの、前日までの地合いを引き継いで高寄りすると、その後もファンドの乗り換えに伴う買いなどから一段高となり、ガソリン先限830円高、灯油先限600円高で終了しました。

 今日の日計りは後場から参戦も時間切れで手抜け終了、既存ポジションの有効額はほぼ変化なし。
 最近はその影響力から、個別の商品よりも為替、特にユーロ/ドルの動向についてコメントする事が増えています。実際、ECB政策金利を明日に控え、今週末から来週明けにかけて、大きな転換点を迎える可能性は非常に高いと思います。欧州株が軒並み年初来安値圏にある現状では、利上げをするにしても見送るにしても、大きな危険性を孕んでいると考えられます。本日のユーロ/ドルは日中、一度は1.58台半ばまで上昇し、3月からのレンジを情報にブレイクしかけました。しかし、現在は1.58付近に再び引き戻され、やや落ち着いた展開です。罫線を見ると、このまま上抜けが騙しとなり、レンジ下限の1.53台を試しに行きそうな形状にも見えます。誰もが0.25%の利上げを予想するなかで実際に利上げをしたとしても、予想通りの結果になるだけです。利上げを織り込んだ今のマーケットがしっかりと上方にブレイクするためには、次回も利上げをするといったメッセージが必要となるでしょう。しかし、これ以上ユーロが上昇すれば経済成長に決定的なダメージを与え、株価が底抜けしかねないだけに、個人的にはユーロや欧州経済の上昇余地は「いっぱいいっぱい」と考えます。そういった意味からも、ここまで上昇してきた商品市場にもそろそろ大きな下落が待っているように思えます。ちなみにEUには含まれませんが、英国は住宅建設会社が資金調達に失敗したとの報道から住宅関連株が急落、ポンドが対ユーロ・対ドルで急反落しています。米国の影に隠れてあまり目立ってはいませんが、ここのところ英住宅セクターの経済指標はかなり悲惨な内容となっており、こちらもそろそろ危険な状態となっています。


本日17:30時点のNY原油:141.58(8月夜間)、為替:106.35-38

ドバイ:136.51-53(11:00) 136.65-67(17:30)、オマーン:136.44-54(11:00) 136.57-67(17:30)


ガソリン:岡地69枚売り(2244枚売り残)、NEJ229枚売り(3584枚買い残)、三菱F379枚買い(2004枚買い残)、豊16枚売り(29枚売り残)、モルガン222枚売り(1649枚売り残)、ゴールドマン157枚売り(104枚買い残)、Cスイス163枚売り(3354枚買い残)、バークレイズ39枚売り(322枚売り残)

灯油:岡地116枚買い(778枚売り残)、NEJ52枚買い(1432枚買い残)、三菱F28枚買い(2391枚買い残)、豊48枚買い(180枚売り残)、モルガン65枚売り(511枚買い残)、ゴールドマン109枚売り(1497枚売り残)、Cスイス7枚売り(1295枚買い残)、バークレイズ売買なし(240枚売り残)



2008年7月1日 (火)

欧州株急落中


 NY原油は小幅反落。イランと米・イスラエルの緊張が高まっている事から一時は143.67ドルまで上昇しましたが、米エネルギー情報局(EIA)が4月の原油需要を2002年以来の低水準に下方修正した事や四半期末の利食い売りで急速に値を消し、8月ものは0.21ドル安の140.00ドルで終了しました。
 国内石油製品は続伸。NY原油が前日大引け時点より大きく下がっていた事で600〜800円程度安く寄り付くも、直後からファンドの買いに急反発、一気に前日終値付近まで戻しました。後場しばらくはいつものように動意のない展開が続きましたが、終盤に夜間取引が2ドル高近くまで上昇した事で上伸、ガソリン先限530円高、灯油先限480円高で終了しました。

 今日の日計りはお休み、既存ポジションの有効額はほぼ変化なし。
 トリシェECB総裁が引き続き利上げの意思表示をしているなか、欧州株が急落しています。特にドイツ銀行やUBSなど銀行・金融株が幅広く売られています。独DAXは現在6300付近で1月の安値を割り込み、3月の年初来安値まであと僅か。仏CAC40は4330付近で既に年初来安値を更新しています。株価がこのような状態で、本当に利上げをするのでしょうか? ECBまであと二日・・・欧州市場がきな臭くなってきました。世界的な株安のなか、比較的堅調なのは日本株だけのようです。このぶんだとクロス円でももう一発円高があるのかな? 商品市場は引き続きユーロ/ドルの1.58付近にある壁の攻防に注目です。ひとまずトリシェ総裁の発言に変化がなければ3日までは高値圏を維持する可能性も。


本日17:30時点のNY原油:141.59(8月夜間)、為替:105.73-76

ドバイ:134.13-15(11:00) 136.65-67(17:30)、オマーン:136.63-73(11:00) 139.08-18(17:30)


ガソリン:岡地85枚売り(2175枚売り残)、NEJ473枚買い(3813枚買い残)、三菱F142枚売り(1625枚買い残)、豊8枚買い(13枚売り残)、モルガン66枚売り(1427枚売り残)、ゴールドマン66枚売り(261枚買い残)、Cスイス153枚買い(3517枚買い残)、バークレイズ36枚買い(283枚売り残)

灯油:岡地71枚買い(894枚売り残)、NEJ187枚買い(1380枚買い残)、三菱F360枚売り(2363枚買い残)、豊21枚売り(228枚売り残)、モルガン10枚買い(576枚買い残)、ゴールドマン71枚売り(1388枚売り残)、Cスイス98枚買い(1302枚買い残)、バークレイズ69枚買い(240枚売り残)


過去の相場観


注意事項
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